施工前の状況・課題
既存塗膜の劣化やコンクリートの脆弱化が進行しており、防食更新に向けて健全部を傷めることなく、塗膜と劣化部を確実に除去できる工法が求められていた。
この現場の流れ
既存塗膜と劣化部の除去から、防食工事の下地を渡すまで
施工後の結果・効果
既存塗膜と劣化部を効率よく除去し、健全なコンクリート面を露出し、防食工事の健全下地を確保。防食材の付着性と施工品質を担保する高品質な下地を形成しました。
なぜ配水施設にウォータージェットか
浄水場・配水池などの上水道の施設は、きれいな水を溜めているだけなので硫化水素は発生せず、コンクリートの傷みは比較的軽微です。表面を守っている防食塗膜(水色の膜)が経年で劣化していくため、傷んでくる前に剥がして塗り替える、いわば予防のメンテナンスです。
施工では回転ガンやアクアブラストを使い、劣化した表面を薄く削り取ります。落ちるのは弱くなった部分だけ。健全な部分は残るので、構造物を大きく傷めることなく、塗り替えのための下地を整えられます。表面だけを塗り直しても、傷んだ下地の上では長持ちしません。仕上がりの品質を決めるのは、この下地づくりです。
上下水道の仕事をもっと見る →使った機材:ハンド回転ガン
ノズルが回転しながら噴射し、面を均一に処理する道具です。ロータリーガンとも呼ばれます。当社では NLB 社製を使っています。超高圧水とは別にエアーを通す経路があり、エアーで先端のヘッドが回る仕組みです。上下水道施設の防食塗膜の除去やコンクリートの表面処理で主力になっている機材で、塗膜のように面を広く均一に落とす仕事に向いています。移動するときは必ずコックを閉じ、戻りのホースを抜いてから動かします。
よくある質問
浄水場・配水池の防食塗膜の更新について
配水池の防食塗膜は、なぜ傷む前に塗り替えるのですか。
上水道の施設はきれいな水を溜めているだけなので、硫化水素は発生せず、コンクリートの傷みは比較的軽微です。表面を守っている防食塗膜(水色の膜)が経年で劣化していくため、傷んでくる前に剥がして塗り替える、予防のメンテナンスです。
健全な部分まで削ってしまいませんか。
回転ガンやアクアブラストで、劣化した表面を薄く削り取ります。落ちるのは弱くなった部分だけ。健全な部分は残るので、構造物を大きく傷めることなく、塗り替えのための下地を整えられます。
下地づくりは、そんなに仕上がりに効くのですか。
表面だけを塗り直しても、傷んだ下地の上では長持ちしません。仕上がりの品質を決めるのは、この下地づくりです。
発注はどこから来るのですか。
上下水道の工事は入札から始まりますが、当社が入札に直接参加することはほとんどありません。元請から機械設備・防食業者へと流れる中で、その一工程として発注を受ける形が基本です。
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