CASE 01 / 発電所

大分県内
地熱発電設備定期修繕工事

蒸気配管系列の固着スケール除去|超高圧ウォータージェット工法

施工場所大分県
施工内容固着物除去
施工対象蒸気配管系列
使用機材ハンド回転ガン
定期洗浄の周期
2年に1回
熱交換の効率低下と詰まりを防ぐため、
地熱発電設備で定期的に行われます
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施工前の状況・課題

地熱流体に含まれる鉱物成分の硬質スケールが設備内部に厚く堆積しており、複雑な形状部にも付着していたため、母材を傷めることなく効率的に除去できる工法が求められていた。

この現場の流れ

止められる系統から順に入り、設備の機能を回復させるまで

STEP 01
止められる系統から順に入る
発電を完全に止めることはできないため、系統を片方ずつ止めて、交互に洗浄していきます。
STEP 02
厚く堆積したスケールを除去
超高圧の水で、設備内部に厚く堆積した硬質スケールを効率よく落とします。
STEP 03
複雑形状部まで均一に仕上げる
バルブ内部など複雑な形状の部分まで均一な仕上がりにし、設備の機能を回復させます。

施工後の結果・効果

厚く堆積したスケールを効率よく除去し、複雑形状部まで均一な仕上がりを実現。設備の機能回復とメンテナンス性の向上に貢献した。

なぜ地熱発電設備にウォータージェットか

地熱発電は、地熱で温めた水(蒸気)の勢いでタービンを回して発電します。この水は純水ではなく、シリカなどの成分を含んだ水です。それが配管やバルブの内側に、どんどん固着していきます。これがスケールです。スケールが厚くなると熱交換の効率が落ち、流体の通り道が詰まる原因になります。ひどい場合は、管の半分が埋まってしまうこともあります。

配管フランジの内側に白く固着したシリカのスケール
配管内部に白く固着したスケール。ひどい場合は管の半分が埋まってしまいます

発電を完全に止めることはできないため、止められる系統から順番に、超高圧水で内部を洗浄します。系統を片方ずつ止めて交互に洗浄していくのが基本です。周期はおおよそ2年に1回。定期的に実施されます。

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使った機材:ハンド回転ガン

ノズルが回転しながら噴射し、面を均一に処理する道具です。ロータリーガンとも呼ばれます。当社では NLB 社製を使っています。超高圧水とは別にエアーを通す経路があり、エアーで先端のヘッドが回る仕組みです。移動するときは必ずコックを閉じ、戻りのホースを抜いてから動かします。

ハンド回転ガン(ロータリーガン)
ハンド回転ガン(ロータリーガン)。当社の機材です
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よくある質問

地熱発電設備のスケール除去について

地熱発電の設備に、なぜスケールが付くのですか。

地熱発電は、地熱で温めた水(蒸気)の勢いでタービンを回して発電します。この水は純水ではなく、シリカなどの成分を含んだ水です。それが配管やバルブの内側に固着していきます。これがスケールです。

スケールが溜まると、何が起きるのですか。

熱交換の効率が落ち、流体の通り道が詰まる原因になります。ひどい場合は、管の半分が埋まってしまうこともあります。

発電を止めずに洗浄できるのですか。

発電を完全に止めることはできないため、止められる系統から順番に入ります。系統を片方ずつ止めて、交互に洗浄していくのが基本です。

どのくらいの周期で実施するのですか。

おおよそ2年に1回の周期で、定期的に実施されます。

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